かたくり荘にはあるお人形がいます。
そのお人形は入居者様たちから「めんごい、めんごい」と可愛がられています。
とある入居者様がそのお人形が寒そうだと、手編みでセーターを編んでくれました。
それを見た別の入居者様が「あーめんごい、めんごい。あったかそうだ」と
嬉しそうに抱えておられました。
「んだばチョッキを作ろうか」と編み物が新たに始まりました。
完成した時にはまた可愛がられていくことでしょう。
こうして入居者様同士の「縁」が繋がっていくことは
職員にとっても嬉しく心温まるものだと実感した出来事でした。





